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ケリー・マクゴニガル「スタンフォードの自分を変える教室」でダイエットしてみる6

スタンフォードの自分を変える教室


1.体重の変化

先週からの体重の変化は

-0.1kg

でした!

今回の計測では3kgも痩せた夢を見ました。
体重計に乗ってみると3kg少ない値を指しているものの針が安定しません。
前のめりになると急に体重が先週の値の方向に動き始めてしまいました。
体重計を180度回転させると嘘のように安定を取り戻し
幻の減少分も取り戻してさっきの前のめりになった値でピタッと止まっていました。

これで通算の数字は
-0.4kgです。
誤差の範囲内ですね!


ちなみに安西指標(現在の体重の一の位の数字に対応しているので記録として必要)的には

50%
に減少しました。

2.先週の課題

<先週の課題>快感の誘惑に負けてみる

これはなかなかの難題でした。
自分には向いてなかったようです。

まず、火曜日に朝早く起きて
「よし、今日は快感の誘惑に負けるぞ」
と気合を入れて、
朝食前に誘惑に負けるためにアイスを食べ始めました。

朝一もアイスは美味しかったですし、
冷たさで目が覚めてきてなかなかいいものだと思いました。
半分食べたところでこれくらいでもういいんじゃないかと思ったのですが
せっかくだから全部食べることにしたら
案の定やっぱりあそこでやめれば良かったということになりました。

もう一つ誘惑に負けたのは
大学前で配ってた「PRETZ」を受け取ったことです。
食べてみると美味しいと思わないのに、なぜかもう少し食べたいと思ってしまう。
なんて不愉快なやつだとボリボリやりながら一人で勝手に憤りました。

まとめると、自分が実践したのは快感の誘惑に負けることではなく
世間一般の言う快感の誘惑に負けるってこんな感じじゃない?的な
それっぽさを求める方向に走ってしまうばかりでした。
それと快感の予感に負けることに対して力み過ぎていました。
自分が本当に心地よいだろうと予感することは
あまり実行しなかったのではないかと反省しています。

唯一、ちゃんと「自分の快感」の誘惑に負けたことがあるとすれば
快感の誘惑に負ける事を諦めるという快感の誘惑に負けたことくらいです。

3.6章の内容

THEOREM
脳はストレスを感じると気晴らしを命じる
そのために報酬系のスイッチを入れる(cf.第5章) 

Proposition
ストレスの結果で報酬系が働き始めると普段抑えていることをしてしまう

Example
お金の心配をしている女性は、不安や憂鬱を紛らわせるために買い物をする

Resolution
根拠のあるストレス解消法を実行する
(ほんとうに効果がある方法はドーパミンを放出させないので実感が湧きにくい)

Proposition&Definition
人はいつか死ぬ運命にあることを思い出すと、誘惑に負けやすくなる
これを「恐怖管理」という

Example
テレビで死亡事故を見るとロレックスが欲しくなる

Corollary
タバコの警告を表示している写真は逆効果である
∵喫煙者はそのストレスを紛らわせるためにニコチンを摂取する

Proposition
恐怖管理が起きると誘惑に負けやすくなるだけでなく、物事を先延ばしにしがちになる

Definition
一度失敗すると、罪悪感(からくるストレス)の反動でさらに失敗を重ねる。
これを「どうにでもなれ効果」という

Example
・前の晩に飲み過ぎた人ほどその日の夜も飲み過ぎてしまう
・ダイエット中に少し体重が増えると、憂さ晴らしでやけ食いに走る

Corollary
「どうにでもなれ効果」は悪循環を引き起こす

Proposition
慰められると「どうにでもなれ効果」は緩和される

Corollary
自分に厳しく自己批判をすると、自己コントロールの低下を招く
自分を励ましてやさしく思いやると、やる気の向上や自制心の強化につながる

Proposition
やぶれかぶれ作戦を採用しない場合、変わろうと決心する

Proposition
変わろうと決心すると、非現実なほど楽観的になり、気分は一時的に良くなる
しかし、実際には思ったようには変われず余計に落ち込む
この繰り返しを「いつわりの希望シンドローム」という(cf.第4章)

Resolution
自分がいつどんなふうに誘惑に負け、誓を破ってしまうかを予想することによって
決意を持続できる確率が高まる

4,5,6章で理論的な部分がかなり揃ってきたような印象を受けます。
あっちの罠に引っかかると、続けてこっちの穴にも落とされているかの如く
自己コントロールの阻害要因は相互に結び付きがあるようです。

4.今週の課題

<今週の課題>失敗した自分を許す

誘惑に負けた、あるいはやるべきことを先延ばしにしたときのことを
具体的に一つ思い出して、その失敗について以下の3つの方法で考えてみます。
①どんな気持ちがしますか?
②人間だもの
③友達には、どんな言葉をかけますか?

それではまた来週!

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