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先週からの体重の変化は
でした。
よく見ようと前に乗り出すと針がぶれるようなアナログ体重計ユーザーなので
減った気がするくらいの感じですが、せっかくなので力強く宣言したいと思います。
100g痩せました!!(ドヤ)
ちなみに安西指標的には
<先週の課題>目標に関係のある意志力強化法をやってみる。
具体的には「何を食べたか記録する」ことに挑戦しました。
やってみて気付いたのはこの課題簡単すぎたなということ。
やるから気付けよと先週の自分にツッコミたいのですが、
明快な理由が2つあります。
一つ目は朝ごはんはたいてい昨晩の残り物が流用されること。
これによって仕事量が3分の1くらい減りました。
二つ目は昼ごはんはお弁当だということ。
そしてお弁当はポークソテー主体かチキンソテー主体かのほぼ2通りしかなく
ここ数ヶ月の物価的にポーク率が8割なのです。
実際、今週もチキン1:ポーク4でチキンの日にチキンと書き込んだだけで
昼食に何を食べたのが記録できてしまいました。
DEFINITION
「モラル・ライセンシング」
良いことをするといい気分になって自分の衝動を過剰に信用してしまうこと
Proposition
モラル・ライセンシングによって失敗した時、罪悪感を感じない。
それどころかご褒美を手にした自分を誇りに思うと答えるほど自己を正当化する。
Example
しようと考えただけで、した気になってしまう
→「やることリスト」はやる気を奪う
リストを作ったことに大きな満足を覚えて実行しようとしない
Proposition
人は正しいことに対してしたくないという感情を持つ
THEOREM
「いい」「悪い」で判断するとモラル・ライセンシングに陥る
Example
エコなことをするといいことをしたと思って
モラル・ライセンシングの餌食になる。
Corollary
罰則を作るとルールを破る人が増える
(∵罪を償ったと思って気が大きくなる)
SOLUTION
道徳上の問題と実行することが難しいことを区別する
Example
・税金を払わない→モラルの問題
・誘惑に負けて浮気する→モラルの問題
・誘惑に負けてケーキを食べる→モラルの問題でない
・二度寝して遅刻する→モラルの問題でない
後者のような行為に善悪の意味は無い。
(善悪の基準で測れない)
Example
進歩は本来モラルの問題でない。
しかし進歩はモラル・ライセンシングのトリガーとなる。
一歩進んで二歩下がることがしばしばある。
SOLUTION
自分の「進歩」ではなく、「努力する姿勢」に注目する
Example
「目標の達成に向けて、どれくらい進歩したと思うか」
と聞かれた人は目標の達成を阻害する行動を取りやすくなる。
「目標の達成に向けて、どれくらい真剣に努力しているか」
と聞かれた人は目標の達成を妨げる行動をとりたくならない。
Proposition
過去の栄光だけでなく、これから良いことをしようと思いついただけで
モラル・ライセンシングに陥る危険性が十分にある
Example
サラダを見るとジャンクフードを食べてしまう。
サラダを食べる自分を想像しただけで、
ダイエットという目標への進歩をしたかのような満足感を得てしまう。
Corollary
意志が強いと思っている人ほど失敗する
Corollary
未来の自分は(今日の自分の行動よりも)もっとできると考える
感想
たかだか100g痩せた気がするくらいで喜んでいたら
痛い目に遭うぞと言わんばかりの内容でした。
モラル・ライセンシングはあなたも「言われてみると確かに…」
なんて心当たりがあるのではないでしょうか(私はたくさんあります)
4.今週の課題
<今週の課題>明日も同じ行動をすると考える
この課題は「明日ちゃんとやればいい」という言い訳を封じる意味があります。
毎日同じ本数のタバコを吸うよう指示されると、自然と喫煙量が減るようです。
今日やらないことは明日も明後日もその先もやることがないと脅してみようと思います。
ちなみにこの課題を選んだのはニーチェっぽいカッコよさを感じたからです。
来週の私は超人になれているのでしょうか!?
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